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【体験談あり】ストレスが続くと「戦闘モード」になる?限界まで頑張ってしまう人の心と体の変化

最近このような症状を感じたことはありませんか?

  • 最近ずっと気が張っている気がする
  • 眠れないけど、仕事には行けてしまう
  • 疲れてるはずなのに、なぜか頑張れてしまう

こうした状態、実はストレスによって無意識のうちに“戦闘モード”に入っている可能性があります。

この記事では、僕自身の実体験を交えながら「ストレスによる戦闘モードとは何か」「その危険性と対処法」をお伝えします。

頑張りすぎている人ほど気づきにくい“危険なサイン”に、一緒に目を向けてみませんか?

目次

ストレスによる「戦闘モード」とは?

ストレスを感じたとき、私たちの体は交感神経が刺激され、いわゆる「戦闘モード」へと入ります。

これはアドレナリンの分泌による闘争・逃走反応で、集中力や判断力が高まり、一時的にパフォーマンスが上がる仕組みです。

しかし、この状態が長く続くと、心身に深刻なダメージを与えるリスクがあります。

【実話】僕が「戦闘モード」だったときの話

新卒で働き始めた頃、僕は完全に「戦闘モード」に入っていました。

毎日、朝から晩まで仕事の日々。疲れてても、やりたくなくても、仕事の納期は近づいてくるので、待ってくれません。
「もう無理だ」「今日は休みたい」と思っても、そんなこと言える雰囲気じゃない...。
だから、死ぬ気で働くしかなかったんです。

朝、目覚ましが鳴っても体が動かない。
布団の中で「行きたくない」「もう無理だ」って何度も思うけど、
結局は体に鞭打って出社していました。

本当はつらいのに、会社に行ってる自分を「まだ大丈夫」だと思っていました。

でもそれは、本当の元気ではありませんでした。
上司に怒鳴られ続け、食欲も睡眠も崩れ、心は少しずつ削られていきました。

ある日、通勤電車の中で急に動悸がして、息が浅くなりました。
「このまま倒れるかも」と思いましたが、誰にも助けは求められませんでした。
だって、“まだ頑張れている”ように見える自分がいたから。

気づかぬうちに無理を積み重ねる、それが一番こわいのじゃ。

▼ その後の僕の行動

  1. 親友に相談した
    休みの日、勇気を出して親友に「実は最近ずっとつらいんだ」と打ち明けました。
    彼は驚いた顔をしながらも、じっくり話を聞いてくれて、それだけで少し肩の力が抜けたのを覚えています。
  2. 社内のカウンセラーと話す機会があった
    私の会社では、入社4年目くらいまでの社員全員が、毎年カウンセリングを受ける制度があります。最初は「カウンセラーに話すことなんて何もない」と思っていました。でも実際に話してみると、意外にも自分でも気づいていなかった本音に出会うことができたのです。

私は大丈夫、まだ頑張れると気を張って仕事をしてきましたが、人に話してみると、自分でも気づいていなかった本音がポロッと出てきたんです。
話すことで、自分の気持ちが整理され、「本当はどう感じていたのか」に気づくことがあります。

「ただ話すだけでしょ?」と最初は思っていましたが、心の中にしまい込んでいた感情が、自然と言葉になって出てきました。

きっかけは、本当にちょっとしたことでいいんです。
「たまたま話す機会があった」「ふと誰かに話したくなった」――
そんな何気ない瞬間から、心が少し軽くなることもあります。

話すことで、自分でも気づいていなかった気持ちが見えてくることがあります。
「自分がこんなに無理してたんだな」「本当は助けてほしかったんだな」
そうした本音は、言葉にして初めて気づけるものなんです。

あなたにも、いつか「気づきのきっかけ」がやってくるはずです。そのときは、どうかあなた自身の声に耳を傾けてあげてください。

「戦闘モード」の裏にある危険信号

「まだ大丈夫」は、本当に大丈夫?

戦闘モードに入っているとき、人は「まだやれる」「むしろ調子がいい」と感じることがあります。
でも実際には、それは心の危険信号を無視している状態かもしれません。

こんなサイン、見逃していませんか?

  • 寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める
  • 喉の詰まり感・飲み込みにくさ(ヒステリー球)
  • 原因不明の頭痛、胃痛、しつこい咳
  • 感情が動かない、突然涙が出る、焦燥感が止まらない

これらは、「心が限界を迎えているサイン」かもしれません。
最初は小さな違和感でも、放っておくと深刻な心身の不調につながることもあります。

こうした症状については、以下の記事でさらに詳しく解説しています。
「自分も当てはまるかも…」と思った方は、ぜひチェックしてみてください。

戦闘モードから抜け出すために

心も体も限界に近づいているとき、無理に何かを「頑張る」必要はありません。
大切なのは、少しだけ“力を抜くこと”を意識することです。

1. 「頑張れてる=健康」ではないと知る

仕事に行けているから、家事をこなせているからといって、それが心身の健康を意味するとは限りません。

「頑張れている自分」ではなく、「本当の自分の声」に気づくことが回復の第一歩です。

2. 小さな“やめる”を生活に取り入れる

  • 1日10分だけでもいいので、スマホを見ずに何も考えない時間を作る
  • 深呼吸をゆっくり10秒、ただそれだけ
  • 週に1回、「何もしない休息日」をつくる

どれも、ほんの少しだけ“戦闘モードのスイッチ”をオフにする習慣です。
完璧にできなくても大丈夫。「やめる練習」から始めてみましょう。

3. 誰かに「話す」ことで、気づきが生まれる

自分ひとりでは気づけなかった本音が、言葉にすることで初めて見えてくることがあります。

家族、友人、同僚……誰でもかまいません。
今の自分の状態を、「ちょっと聞いてほしい」と話してみてください。

もし話せる相手が思い浮かばないなら、専門のカウンセラーに相談するのも一つの選択肢です。
カウンセリングは、心の不調を抱える人だけのものではありません。
自分を守るための、前向きな行動として、もっと自由に使っていいんです。

あなたが「話してよかった」と思える誰かに、出会えることを願っています。

まとめ:頑張り続けるあなたへ

あなたが今、頑張れているのはそれだけ責任感が強く、真面目に生きている証拠です。

でも、壊れてからでは遅い。
だからこそ、今の「違和感」に目を向けてほしい。

この記事が、誰かが立ち止まるきっかけになれば嬉しいです。

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